[ 連載 ]
第1回 新聞、読めていますか?
松林薫
みなさんは、「新聞」の読み方をご存知でしょうか。 あえてこんな失礼なことを聞いてみたのには訳があります。最近、新聞の読者層が急速に広がっているにもかかわらず、その「正しい読み方」についての情報が圧倒的に不足しているのではないか、と思ったからです。[ 続きを読む ]
エヌ・ティ・ティ出版のウェブマガジン
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第1回 新聞、読めていますか?
松林薫
みなさんは、「新聞」の読み方をご存知でしょうか。 あえてこんな失礼なことを聞いてみたのには訳があります。最近、新聞の読者層が急速に広がっているにもかかわらず、その「正しい読み方」についての情報が圧倒的に不足しているのではないか、と思ったからです。[ 続きを読む ]
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第1回『ヨーロッパ文明の正体』(下田淳)を読む
増田悦佐
バルザックは、「そんなに立て続けに長編小説を書いていて、ネタ切れで困ることはありませんか?」といった質問をされて、こう答えたそうだ。「いや、1冊書くと必ず脇役や端役でこいつは1冊の主人公になると思えるキャラクターが2~3人出てきます。そして、その人間が映える舞台をつくってやれば、勝手に動き回ってくれ[ 続きを読む ]
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第4回『町田くんの世界』 安藤ゆき
川原和子
最近、新たなる「少女マンガの王子様」像がまた一人、誕生した。町田一(はじめ)、16歳。「町田くんの世界」の主人公だ[ 続きを読む ]
地方創生は日本を救うか――KPIランキングで読み解く日本の未来
小川克彦/山口信弥[著]
別々の名称で収集されているため、比較が難しかった各都道府県のKPIを、独自に名寄せした貴重なデータ集。
全国の地方公共団体は、まち・ひと・しごと創生法に基づき、2015年度中に人口ビジョン・総合戦略の策定を完了し、実行段階に移行している。その評価にあたっては、 一律でKPIが導入されているが、自治体ごとのテーマ・名称はバラバラのため、単純には比較できない。
そこで小川教授と日立コンサルティングは共同で、そのデータをテーマ(人口変化、雇用、結婚・子育てなど)ごとに整理し、県ごとの比較ができるような名寄せを行い、比較分析できるデータに組み替えている。本書は、個別に政策を実行している各県が、自らの取り組みを比較できる指標になっている。
暴力と社会秩序――制度の歴史学のために
ダグラス・C・ノース/ジョン・ジョセフ・ウォリス/バリー・R・ワインガスト[著]
【 叢書《制度を考える》】
制度学派の巨匠ダグラス・ノース 最後のメッセージ
なぜヨーロッパで資本主義が生まれたか――西洋と日本の歴史を問いなおす
関曠野[著]
『プラトンと資本主義』『ハムレットの方へ』で衝撃的なデビューを果たし、その後も一作ごとに斬新な問題提起を行ってきた関廣野。
その長年に渡る思索を振り返って語り下ろす。さらに日本史についても、従来の見方に囚われない大胆な解釈を提示する。「フクシマ以後」を生きる日本人に贈る1冊。