2015年5月

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イエスの魚釣り

第1回「善い話」をやめる

 「善い話」をすることに疲れている! ここ10年ほど、私は、キリスト教を中心とした倫理思想に関心を寄せてきた。キリスト教という一宗教の中心には「隣人愛」という、だれ彼かまわず助けるという無防備極まりない倫理がある。私はこの倫理のこだわりのなさ、そして気前の良さに惹かれてきた。[ 続きを読む ]

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社会科学の制度論的転回

第1回 制度的人間観に向けて

制度的現象にみちあふれる日常経験 まず,以下のような日常的経験の記述から始めてみよう. 身なりを整え,自宅を出て駅へと向う.今日は朝から大事な会議があるのでいつもよりも急いでいる.こんなときは他人の家や畑を横切って近道することが頭がよぎるが,いつも通りに決められた道に沿って歩いていく.自動車が来ない[ 続きを読む ]

第1回 『白馬のお嫁さん』(庄司創)

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マンガこそ読書だ!!

第1回 『白馬のお嫁さん』(庄司創)

ときは2063年。15歳の春、故郷の島を出た清隆は、寮で三人の同級生と出会う。一見かわいい女子にしか見えないが、実は遺伝子改造で子どもを「産める」男子だという彼らの目的は、高校での頼れる「お嫁さん」探し。実は清隆も、故郷に一緒に帰ってくれるお嫁さんを探す目標をもっていた。…[ 続きを読む ]