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読みたいから書く!

第8回 戦争国家アメリカの「不思議」を実感した二冊

ちょうど東芝がほぼ100%近い買収を余儀なくされた原発部門だけに身を縮めたかつてのアメリカ総合電機最大手の一角、ウェスティングハウスがいかに惨憺たる含み損の山かが明らかになったころ、またしても北朝鮮の新たな核実験疑惑が浮上し、明らかに北朝鮮工作員が関与した現キムジョンウン第一書記の長兄、キムジョン[ 続きを読む ]

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社会科学の制度論的転回

第7回(特別編) 青木昌彦氏の制度観について

スタンフォード大学名誉教授の青木昌彦先生が逝去されてから,早くも一年以上が経過した.この間,青木先生がかかわりを持ったさまざまな団体主催で多くの追悼集会が開かれ,私の知っている限りでは今後追悼号が予定されている専門雑誌もある.私自身,2016年3月27日に開催された進化経済学会全国大会のなかで,青木[ 続きを読む ]

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第7回 瓜二つ? トランプ新政権とおめでたきリベラルにみる米国の病巣

就任前後のアメリカの新大統領ドナルド・トランプの言動、そして閣僚人事を見ていてつくづく感じるのは、かれの基本方針がいわゆる「民主党リベラル」の中でもとくに、なんの根拠もなく、「アメリカは本来、経済強国のはずだ」と確信しているおめでたい連中の主張をほぼ全面的に受け入れているという事実だ。もしこれで、ト[ 続きを読む ]

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新聞の正しい読み方

第4回 米大統領選、「予想大外れ」の教訓

1月20日、ドナルド・トランプ氏が次期米国大統領に就任します。常識破りの大統領が世界をどう変えていくのか、世界の人々が固唾をのんで見守っています。選挙キャンペーン中に世間を騒がせた「公約」の数々をどこまで実現するつもりなのか予測がつかないこともあり、しばらくは日本のメディアも積極的に解説や分析を掲載[ 続きを読む ]

第11回 『傘寿まり子』(おざわゆき・講談社)

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マンガこそ読書だ!!

第11回 『傘寿まり子』(おざわゆき・講談社)

20年くらい前だろうか。若い女性の間で、「将来、かわいいおばあちゃんになりたい」という言い方がちょっとだけ流行したことがある。私は「かわいいおばあちゃん」という言い方になんとなく違和感をもち、「かわいいおばあちゃんになるくらいなら、むしろクソババアになったほうが楽しそう」と心の中でこっそり考えていた[ 続きを読む ]

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新聞の正しい読み方

第3回 小説・映画にみる調査報道(2)

「シン・ゴジラ」や「君の名は。」のヒットに隠れてあまり目立ちませんが、テレビや新聞などマスコミを舞台にした映画が、日米で相次いで公開されています。前回の小説に続き、映画が描くスクープの風景から、近年の調査報道が抱える問題や困難さについて考えたいと思います。[ 続きを読む ]

第10回『所得倍増伝説 疾風の勇人』(大和田秀樹・講談社)

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マンガこそ読書だ!!

第10回『所得倍増伝説 疾風の勇人』(大和田秀樹・講談社)

 時は終戦からわずか二年後の1947(昭和22)年。まだ東京のいたるところにヤミ市があった時代、大蔵省次官の池田勇人の前に元総理大臣・吉田茂が現れる。 いつ終わるとも知れぬGHQ占領下、日本の独立を目指すという吉田の言葉に共鳴した池田の、怒涛の政治人生が始まる…![ 続きを読む ]

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新聞の正しい読み方

第2回 小説・映画にみる「調査報道」(1)

新聞記者に仕事の醍醐味を問えば、真っ先に「スクープ(特ダネ)」が挙がるでしょう。世間で知られていない事件や問題を最初に見つけ出して世に問う高揚感は、一度経験すると忘れられなくなるものです。 読者もまた、スクープを目にすれば心を揺さぶられるのではないでしょうか。驚き、怒り、続報を待つワクワク感……。ジ[ 続きを読む ]