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憲法で読むアメリカ現代史 書影

憲法で読むアメリカ現代史

阿川尚之[著]

レーガンからトランプまで。米国の三権分立、抑制と均衡の物語。
 
1980年代のレーガン政権以降、社会を揺るがした数々の判決事例を鍵に、大統領・最高裁・議会の三権分立の物語を通して読み解く「アメリカ現代史」。最高裁判決の礎となる米国憲法は、1776年の建国以来、自由と民主主義の精神を掲げ、アメリカの政治や社会のあり方を決定づけてきた。ロイヤーにして憲法政治学の第一人者である著者が膨大な資料を精緻に読み込み、立憲民主主義と超大国アメリカの真の姿に迫る意欲作。『憲法で読むアメリカ史』(読売・吉野作造賞)の続編、待望の完結!

まなざしのデザイン――〈世界の見方〉を変える方法 書影

まなざしのデザイン――〈世界の見方〉を変える方法

ハナムラチカヒロ[著]

世界へのまなざしを自由にするというのは、
世界に〈景色〉を取り戻すことでもある。
そう、「色」を匂い立たせること。
世界を兆しとしてとらえること。
            鷲田清一(哲学者)推薦
 
「モノの見方」を変えることは、「世界」を変えることに等しい。しかし、「モノの見方」を変えることほど難しいことはない。私たちのモノの見方は知らず知らずに固定され、見たいものしか見なくなっている。ネット社会の情報技術はさらにその傾向を強めている。私たちの世界は変わらないどころか、どんどん凝り固まっている。
ランドスケープデザインで〈風景〉を変えようとしてきたハナムラチカヒロは、風景の半分は人間の想像力に根ざした〈まなざし〉から生まれるため、人間の外側のデザインばかりを洗練させたところで、その効果はどこまでいっても半分しかないということを悟る。
そこで、人のモノの見方を変えること、すなわち、「まなざしのデザイン」を提唱し、方法論の構築を試みると同時に、実践的にワークショップやパフォーマンスをおこなうことで、〈まなざし〉を変えることから〈世界〉を変えるという冒険に挑戦する。

完全対策 インターネット検定 .com Master BASIC 問題+総まとめ(公式テキスト第3版対応) 書影

完全対策 インターネット検定 .com Master BASIC 問題+総まとめ(公式テキスト第3版対応)

小林道夫[監修]

2017年4月刊行の公式テキスト第3版に対応した、公式カリキュラム完全対応の対策問題集。
NTTコミュニケーションズが発行する公式テキストを補完し、同検定の必修テーマの問題演習と要点解説に絞り、効率のよい検定対策や受検直前の総仕上げに最適な一冊。実際の出題に即した試験一回分の模擬問題も収録。

日本思想史への道案内 書影

日本思想史への道案内

苅部直[著]

日本の思想は本当におもしろいのか。
それが現代に対してもつ意味は何か。

 

日本政治思想史の第一人者として知られる著者が、和辻哲郎『日本倫理思想史』と丸山眞男『日本の思想』を導き手としながら、古代から近代に至る流れの中で、鍵となる作品を丹念に読み解く。思想の世界に関心を抱いたけれど、何から読み始めたらわからない、そんな読者のための案内役となることを願って書かれた、これまでなかった<日本思想史入門>。

サービスデザインの教科書――共創するビジネスのつくりかた 書影

サービスデザインの教科書――共創するビジネスのつくりかた

武山政直[著]

〈価値提供〉から〈価値共創〉へ!
サービスの概念を根底から覆す新しいデザイン手法を、
日本における第一人者が紹介する、決定版入門書!
 
「モノのビジネスからコトのビジネスへ」という言葉に代表されるように、近年「サービス」への関心はますます高まり、製品は分かちがたく結びつくようになっており、その流れは、IoT、ビッグデータ、AIの発展によって加速していくと予想される。
また、ビジネスシーンにおいて「デザイン思考」が急速に注目されているように、「これまでにない新しい価値を生み出す」ためのイノベーションの秘策として「デザイン」への関心が高まっている。
「サービスデザイン」は、そうした期待に応えるために、21世紀に入って急速に発展してきたデザイン手法であり、日本でもにわかに注目されている。しかし、「サービス」も「デザイン」も聴きなれた言葉であるがゆえに、昔ながらの固定したイメージ――サービス=提供されるもの、デザイン=美しい形を作るもの――に引っ張られ、混乱を招いている。
本書では、「サービス」と「デザイン」という概念をときほぐし、新たな定義を与えたうえで、ビジネスシーンのみならず公共政策における「サービスデザイン」の可能性を説く。

難破する精神――世界はなぜ反動化するのか 書影

難破する精神――世界はなぜ反動化するのか

マーク・リラ[著]

アメリカ大統領選中に緊急出版され、トランプ現象の背景にある政治的反動という思想をときあかし、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、フィナンシャル・タイムズ、ニューヨーカーなどにとりあげられ、アメリカの論壇で大きな反響を呼んだ一冊。
 
宗教が確固たる信仰のシステムもっていた時代は、神の超越性のもと人間の存在は盤石であった。人間理性中心のヒューマニズムにもとづく近代世界は、ユートピアという未来にむかって、より豊かにより善き生を、不断なく目指すことによって、人間の存在は保たれていた。
しかし、宗教もヒューマニズムも力を失い、向かうべき理想・未来がなくなったうえ、経済的にも沈下し、埋めがたい格差が広がっている。人々の精神は、寄る辺を失い、彷徨っている。人々は自らの実存を保つために、現在の価値観・システムを否定し、失われた過去の栄光にすがりつき、その再現までも試みはじめた。
本書は、反動思想の源流に遡ることによって、現在世界的に猛威をふるうその本質に迫る。
 
☆反動(reactionary)とは?
フランス革命の際に生まれた歴史・政治用語で、革命勢力から見て反革命的な姿勢、行動のこと。現在では、アメリカの保守的な人々や、ヨーロッパの民族主義者、イスラームのジハード主義者など、広く既存の社会秩序・システムへの不満を表明する人々にたいして使われている。その思想的な特徴としては、「革命」がイデオロギーにのっとった未来やユートピアへの期待や願望の実現を目指すものだとすれば、「反動」はそれへの幻滅であり、過去へのノスタルジーとして現れる。

仕事と家庭は両立できない?――「女性が輝く社会」のウソとホント 書影

仕事と家庭は両立できない?――「女性が輝く社会」のウソとホント

アン=マリー・スローター[著]

全米で話題沸騰の書,待望の邦訳!
 
働く女性が増え、共働き世帯が主流となった今も、育児・介護など家庭の仕事を担い、その両立に悩んでいるのは圧倒的に女性です。こうした状況を、どうやって変えていけばいいのでしょう?長時間労働や性別分業が残る職場をどう変える? フレックス勤務の罠は? 今、組織や社会、そして個人に求められる意識改革とは? 〈世界の頭脳100〉に選ばれ、世界的ベストセラー『リーン・イン』のS.サンドバーグ(Facebook COO)の論敵としても注目される著者が、仕事と家庭のあいだで悩むすべての人に贈る、〈21世紀のまったく新しい働き方+生き方〉。
ヒラリー・クリントン、エリック・シュミット(Google会長)ほか推薦!
フィナンシャルタイムズ、エコノミスト絶賛!

地方創生は日本を救うか――KPIランキングで読み解く日本の未来 書影

地方創生は日本を救うか――KPIランキングで読み解く日本の未来

小川克彦/山口信弥[著]

別々の名称で収集されているため、比較が難しかった各都道府県のKPIを、独自に名寄せした貴重なデータ集。
 
全国の地方公共団体は、まち・ひと・しごと創生法に基づき、2015年度中に人口ビジョン・総合戦略の策定を完了し、実行段階に移行している。その評価にあたっては、 一律でKPIが導入されているが、自治体ごとのテーマ・名称はバラバラのため、単純には比較できない。
そこで小川教授と日立コンサルティングは共同で、そのデータをテーマ(人口変化、雇用、結婚・子育てなど)ごとに整理し、県ごとの比較ができるような名寄せを行い、比較分析できるデータに組み替えている。本書は、個別に政策を実行している各県が、自らの取り組みを比較できる指標になっている。

モダニズムの臨界――都市と建築のゆくえ 書影

モダニズムの臨界――都市と建築のゆくえ

北山恒[著]

時代が引きちぎられるとき その亀裂に建築は生まれ 新たな都市の夢を描く。
 
1970年代から50年近くにわたって都市と建築を眺めてきた建築家・北山恒の集大成となる建築論集。第一次大戦前後の西洋から始まり、その後、世界中へ輸出され、各国で独自の発展を遂げてきた、モダニズム建築とはいったいなんだったのか? ポストモダンを経て、グローバル経済によって翻弄され続ける建築に未来はあるのか? 衰退していく社会のなかで建築はなにができるのか、問いかける。