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地域発イノベーションの育て方―― リソースから紡ぎ出す新規事業 書影

地域発イノベーションの育て方―― リソースから紡ぎ出す新規事業

徳久悟[著]

あなたにできる「地方からの共創」  
「地方創生」が叫ばれて久しい。日本各地でさまざまな活動が展開されているが、その明暗も徐々に分かれつつある。本書は、この状況に資するべく、地方ならではのイノベーション理論を提案し、それに基づく実践法を提示する。大都市とは状況が異なる地方都市において、その土地ならではのリソースをもとに、いかにしてイノベーションを実現するか? 東南アジアの途上国を舞台に著者たちが開発した、ココナッツからつくられる蒸留酒「WANIC」の実施プロセスを紹介。その実践をふまえつつ、「サービス・ドミナント・ロジック」「エフェクチュエーション」などの最新のイノベーション理論をふまえ、地方の人々が自らの手で、地域ならではのリソースからイノベーションを生み出すための方法論を提案する。具体的なマネジメント手法をステップバイステップで詳細に説明し、実践者が本書を片手にイノベーションを実現できるハンドブックとなっている。 石破茂氏(初代地方創生担当大臣)推薦。

Sport 2.0―― 進化するeスポーツ、変容するオリンピック 書影

Sport 2.0―― 進化するeスポーツ、変容するオリンピック

アンディ・ミア[著]

デジタルテクノロジーの進歩はスポーツに大きな変化をもたらしている。科学的データに基づくトレーニング、審判のデジタル化、身体補助器具による人間のサイボーグ化、VRによるスポーツの脱物質化等、これまでの身体ベースのスポーツ観を揺さぶっている。他方、デジタルテクノロジーの申し子といえるゲーム文化は、eスポーツを名乗り、競技性、娯楽性を増し、スポーツ体験の新たな形を生み出しつつある。

本書はこうしたデジタルテクノロジーの進歩により、似て非なるものと考えられていたスポーツ文化とゲーム文化が、現在まさに融合しつつある姿を描く。その過程を加速するものとしてのオリンピック・ムーブメントに注目し、オリンピック・パラリンピックが果たしてきた役割を検証する。具体的には、シドニーオリンピック以降の事例を中心に、その変化を考える。

*「スポーツ2.0」とは? 
生身の肉体をフルに活用した従来型のスポーツ、つまり「スポーツ1.0」に対し、バーチャルリアリティ、eスポーツやソーシャルメディアなどのデジタルテクノロジーを活用した21世紀型の新たなスポーツ体験とそこから生まれるコミュニティのことをさす。スポーツを提供する方法や体験の、双方向化・多様化・複雑化がその特徴となる。

InfoCom REVIEW 71号 書影

InfoCom REVIEW 71号

情報通信総合研究所[編]

【論文】
消費者の継続意思に情報源が与える影響
–モバイルゲーム産業の実証分析–
彌永 浩太郎、山口 真一、坂口 洋英、田中 辰雄

営利的表現の自由の保障の程度
–米国法上の議論を手がかりとして–
海野 敦史

【研究ノート】
デジタルトランスフォーメーションに関する議論の動向
手嶋 彩子

【研究レポート】
米中サイバーセキュリティ動向
–国際政治学の視座からの分析–
佐藤 仁

新版 CISSP CBK公式ガイドブック 書影

新版 CISSP CBK公式ガイドブック

アダム・ゴードン[編]

セキュリティ専門家の国際的認証基準として需要が高まっているCISSP(Certified Information Systems Security Professional)。2005年既刊の邦訳版から12年が経ち、CISSPのドメインが変更され内容・訳語が古くなったため、最新の第4版の邦訳版を日本語公式ガイドブックとして出版。技術知識はもちろん、経営・法律知識まで完全に網羅し、セキュリティの設計・運用・実装を理解するための最高のテキスト。

☆CISSP取得者数:世界160か国以上で約12万人、日本で約1900名(2018年1月時点)

WORK DESIGN(ワークデザイン)―― 行動経済学でジェンダー格差を克服する 書影

WORK DESIGN(ワークデザイン)―― 行動経済学でジェンダー格差を克服する

イリス・ボネット[著]

女性の社会進出は進んだが、男女の賃金格差などジェンダーにもとづく格差は根強い。その大きな要因となっているのが私たちの無意識の「バイアス」だ。本書は米国屈指の女性行動経済学者が、私たちの意識や行動を決定づけるバイアスの存在を科学的に明らかにし、「行動デザイン」の手法でジェンダー・ギャップ問題のエビデンスに基づく具体的な解決策を提示。男女が対等に競い合うには?  グーグルのママたちを助けた人事制度ピープル・アナリティクスとは?  有効かつ透明性の高い採用・人事評価のあり方とは?  日本でも急ピッチで進められている「女性活躍推進」や「働き方改革」にもすぐに役立つ実践の書。

☆本書の主題「行動デザイン」はノーベル経済学賞(2017)を受賞した行動経済学者R.セイラーが「選択の設計」と呼ぶ概念。採用や昇進システム、性別や人種による差別の解消などに、法規制やインセンティブ制度を上回る効果が期待できるとして各国企業および政府施策での導入が進められている。

環境・社会・経済 中国都市ランキング―― 〈中国都市総合発展指標〉 書影

環境・社会・経済 中国都市ランキング―― 〈中国都市総合発展指標〉

中国国家発展改革委員会発展計画司 / 雲河都市研究院[著]

中国の〈今と未来〉を見通す政府機関による画期的都市ランキング、日本初公開。北京、上海、深圳…爆発的成長をとげるメガシティはどこへ向かうのか?  

「五カ年計画」を担う政府機関が共同で開発した評価指標による全295都市対象・133項目にもとづく初の公式中国都市発展ランキング。

GDP・人口・平均賃金・上場企業・国際会議・科学技術・高等教育・水資源・PM2.5指数・輸出/輸入・外資受入・交通利便性・観光客・ホテル・世界遺産・映画館数等、あらゆる視点から実像にせまる最新データ満載!  

メインレポート「メガロポリス発展戦略」周牧之、オールカラー図版155点収録。中国で事業展開する企業・経営者・ビジネスマン・研究者必携のデータブックです。

戦後洋楽ポピュラー史―― 1945-1975 資料が語る受容熱 書影

戦後洋楽ポピュラー史―― 1945-1975 資料が語る受容熱

三井徹[著]

ポピュラー音楽研究の金字塔。戦後文化史必読の書。

進駐軍放送の時代から日本のポピュラー音楽が自立する70年代まで――。 人びとはいかに洋楽に魅せられ受け入れてきたか。ポピュラー音楽研究の第一人者が、当時の新聞・雑誌の膨大な記事や評論を紹介しながら、自らのライフヒストリーを交えてあとづける、瞠目のクロニクル。待望の書下し。 戦後の新聞・雑誌などの洋楽ポピュラー関連記事を渉猟。注目すべき記事を参照しながら、洋楽ポピュラー受容史をたどる決定版。
本書が描き出すのは、欧米文化受容に熱烈にいそしんだ、戦後日本人の自画像であり、メディアと大衆的欲望の蜜月、そして今日のポップ文化の源流とも言えよう。戦後ポピュラー音楽史のミッシングリンクを埋め、戦後文化史研究に大いに寄与する、待望の書。

フラジャイル・コンセプト 書影

フラジャイル・コンセプト

青木淳[著]

【 建築・都市レビュー叢書 】   

揺れる大地にあらがわず
「ぼよよん」と思考すること
ここから建築をはじめよう!  

「原っぱ(=人々が行動することによって楽しさを発見する空間)」と「遊園地(=人々の楽しみ方があらかじめ与えられている空間)」というコンセプトを提唱し、原っぱのような建築をつくることを試みてきた青木淳氏が、2011年の東日本大震災以降に、さまざまな媒体に書いてきた原稿を中心に、テーマごとに並べ替えた論集。
そのなかから抽出されたアイディアを「フラジャイル・コンセプト」と名づけ、青木建築の新たなキーワードとして提出する。震災以降の青木氏の建築への取り組み方の変化、息遣い、さらに今後の展望が描かれた一冊。

・フラジャイル・コンセプトとは?
一般的には、「コンセプト」とは、作品・プロジェクト全体を導き出す核のようなものをさすが、実際の創造行為の始まりにおいては、もっとあやふやなのものである。先が見えないなか、試し試し進むうちに暫定的に発見され、さらに進むうちに、また別のものが発見され、結局できあがったときに、事後的に発見されるものが「コンセプト」である。という意味で、「コンセプト」というものは本来的にフラジャイルなのではないか、という問題提起を含んでいる。

コンサイス版 ビットコインとブロックチェーン―― 暗号通貨を支える技術 書影

コンサイス版 ビットコインとブロックチェーン―― 暗号通貨を支える技術

アンドレアス・M・アントノプロス[著]

ブロックチェーン、超ショートカット。

 

好評『ビットコインとブロックチェーン』の文系読者向け簡略版です。ビジネスパーソンや初学者におすすめ。元本の最も基本的な部分を抽出して再編集し、ロジックはしっかり通っていて包括的ですが、コンパクトな本になりました。さらに訳者解説も増補改訂版を掲載。

情報法入門【第4版】―― デジタル・ネットワークの法律 書影

情報法入門【第4版】―― デジタル・ネットワークの法律

小向太郎[著]

情報法教科書の〈決定版〉。情報に関する法制度の基礎から最新動向までを完全網羅。

 

『情報法入門 デジタル・ネットワークの法律』の初版刊行から、今年(2018年3月)で10年を迎える。その間、コンピュータやインターネットによって情報をとりまく環境は大きく変わり、デジタル・ネットワークは人々の暮らしにより密着したものになる一方、新たな法制度上の課題が次々と生じている、本書は,このような環境の変化によってもたらされる法律や制度への影響に焦点を当て、情報法の基礎を解説する教科書である。法的問題が生じる背景、法的位置付け、問題を解決するための取り組みについて論じる。情報をめぐる法制度の基礎的内容から、最新トピックとしてAI等の技術革新、サイバー犯罪、プラットフォーム事業者等も紹介し、情報と法についての基本理解を深めることを目指す。