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サービスデザインの教科書――共創するビジネスのつくりかた 書影

サービスデザインの教科書――共創するビジネスのつくりかた

武山政直[著]

〈価値提供〉から〈価値共創〉へ!
サービスの概念を根底から覆す新しいデザイン手法を、
日本における第一人者が紹介する、決定版入門書!

「モノのビジネスからコトのビジネスへ」という言葉に代表されるように、近年「サービス」への関心はますます高まり、製品は分かちがたく結びつくようになっており、その流れは、IoT、ビッグデータ、AIの発展によって加速していくと予想される。
また、ビジネスシーンにおいて「デザイン思考」が急速に注目されているように、「これまでにない新しい価値を生み出す」ためのイノベーションの秘策として「デザイン」への関心が高まっている。
「サービスデザイン」は、そうした期待に応えるために、21世紀に入って急速に発展してきたデザイン手法であり、日本でもにわかに注目されている。しかし、「サービス」も「デザイン」も聴きなれた言葉であるがゆえに、昔ながらの固定したイメージ――サービス=提供されるもの、デザイン=美しい形を作るもの――に引っ張られ、混乱を招いている。
本書では、「サービス」と「デザイン」という概念をときほぐし、新たな定義を与えたうえで、ビジネスシーンのみならず公共政策における「サービスデザイン」の可能性を説く。

難破する精神――世界はなぜ反動化するのか 書影

難破する精神――世界はなぜ反動化するのか

マーク・リラ[著]

アメリカ大統領選中に緊急出版され、トランプ現象の背景にある政治的反動という思想をときあかし、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、フィナンシャル・タイムズ、ニューヨーカーなどにとりあげられ、アメリカの論壇で大きな反響を呼んだ一冊。

宗教が確固たる信仰のシステムもっていた時代は、神の超越性のもと人間の存在は盤石であった。人間理性中心のヒューマニズムにもとづく近代世界は、ユートピアという未来にむかって、より豊かにより善き生を、不断なく目指すことによって、人間の存在は保たれていた。
しかし、宗教もヒューマニズムも力を失い、向かうべき理想・未来がなくなったうえ、経済的にも沈下し、埋めがたい格差が広がっている。人々の精神は、寄る辺を失い、彷徨っている。人々は自らの実存を保つために、現在の価値観・システムを否定し、失われた過去の栄光にすがりつき、その再現までも試みはじめた。
本書は、反動思想の源流に遡ることによって、現在世界的に猛威をふるうその本質に迫る。

☆反動(reactionary)とは?
フランス革命の際に生まれた歴史・政治用語で、革命勢力から見て反革命的な姿勢、行動のこと。現在では、アメリカの保守的な人々や、ヨーロッパの民族主義者、イスラームのジハード主義者など、広く既存の社会秩序・システムへの不満を表明する人々にたいして使われている。その思想的な特徴としては、「革命」がイデオロギーにのっとった未来やユートピアへの期待や願望の実現を目指すものだとすれば、「反動」はそれへの幻滅であり、過去へのノスタルジーとして現れる。

仕事と家庭は両立できない?――「女性が輝く社会」のウソとホント 書影

仕事と家庭は両立できない?――「女性が輝く社会」のウソとホント

アン=マリー・スローター[著]

全米で話題沸騰の書,待望の邦訳!

働く女性が増え、共働き世帯が主流となった今も、育児・介護など家庭の仕事を担い、その両立に悩んでいるのは圧倒的に女性です。こうした状況を、どうやって変えていけばいいのでしょう?長時間労働や性別分業が残る職場をどう変える? フレックス勤務の罠は? 今、組織や社会、そして個人に求められる意識改革とは? 〈世界の頭脳100〉に選ばれ、世界的ベストセラー『リーン・イン』のS.サンドバーグ(Facebook COO)の論敵としても注目される著者が、仕事と家庭のあいだで悩むすべての人に贈る、〈21世紀のまったく新しい働き方+生き方〉。
ヒラリー・クリントン、エリック・シュミット(Google会長)ほか推薦!
フィナンシャルタイムズ、エコノミスト絶賛!

地方創生は日本を救うか――KPIランキングで読み解く日本の未来 書影

地方創生は日本を救うか――KPIランキングで読み解く日本の未来

小川克彦/山口信弥[著]

別々の名称で収集されているため、比較が難しかった各都道府県のKPIを、独自に名寄せした貴重なデータ集。

全国の地方公共団体は、まち・ひと・しごと創生法に基づき、2015年度中に人口ビジョン・総合戦略の策定を完了し、実行段階に移行している。その評価にあたっては、 一律でKPIが導入されているが、自治体ごとのテーマ・名称はバラバラのため、単純には比較できない。
そこで小川教授と日立コンサルティングは共同で、そのデータをテーマ(人口変化、雇用、結婚・子育てなど)ごとに整理し、県ごとの比較ができるような名寄せを行い、比較分析できるデータに組み替えている。本書は、個別に政策を実行している各県が、自らの取り組みを比較できる指標になっている。

モダニズムの臨界――都市と建築のゆくえ 書影

モダニズムの臨界――都市と建築のゆくえ

北山恒[著]

時代が引きちぎられるとき その亀裂に建築は生まれ 新たな都市の夢を描く。

1970年代から50年近くにわたって都市と建築を眺めてきた建築家・北山恒の集大成となる建築論集。第一次大戦前後の西洋から始まり、その後、世界中へ輸出され、各国で独自の発展を遂げてきた、モダニズム建築とはいったいなんだったのか? ポストモダンを経て、グローバル経済によって翻弄され続ける建築に未来はあるのか? 衰退していく社会のなかで建築はなにができるのか、問いかける。

曲がり角に立つ中国――トランプ政権と日中関係のゆくえ 書影

曲がり角に立つ中国――トランプ政権と日中関係のゆくえ

豊田正和/小原凡司[著]

未来永劫の永遠の隣国・中国と、いかに賢く付き合うか。

中国は高度成長がおわりを迎え、社会に不満が蓄積し、諸外国とは不協和音がひびき、大きな曲がり角に立っている。さらに、米国にトランプ政権が誕生し、従来の枠組みの見直しを迫られている。こうしたとき日本は、未来永劫の永遠の隣国である中国と、どう付き合っていくのか。中国を支えるのか、中国とたもとを分かつのか、あるいは、その中間なのか。本書は、中国経済、エネルギー・環境、安全保障を軸に、この問いに多角的に応える。
みんなの検索が医療を変える――医療クラウドへの招待 書影

みんなの検索が医療を変える――医療クラウドへの招待

イラド・ヨム-トフ[著]

データサイエンティスト、医療に挑む!

病気になったとき、私たちは、医者に相談する前に、ネットで検索するようになって久しい。データサイエンティストである著者は、オンライン上で病気の患者や家族たちが日夜行う医療・健康にかんする検索ビッグデータを解析することで、人々のニーズを把握し、それを医療従事者に提供することで、医療サービスを改善できる、という画期的なアイディアを思いつき、挑戦する。
入門 オークション――市場をデザインする経済学 書影

入門 オークション――市場をデザインする経済学

ティモシー・P・ハバード/ハリー・J・パーシュ[著]

ネットオークションから政府調達まで 現代経済を動かすメカニズム

最先端の実用的な経済学と言われる「マーケット・デザイン」を代表する分野「オークション」のコンパクトで明解な入門書。この分野の第一人者である安田洋祐が監訳、明快な訳で定評のある山形浩生の翻訳。

「数式が一切登場しないにもかかわらず内容に富んだ理想的なオークションのテキスト」(安田洋祐)